運動系ダイエット種類8選-本当に痩せる?継続できる?
ダイエットの方法の中には運動をメインとするダイエット方法があります。
きちんと運動に取り組めば食事制限やカロリー制限をせずにやせる可能性があるのは事実です。
また 運動によって筋肉がつきますし基礎代謝が良くなり体全体が引き締められるので、 積極的に実践すべきです。
ただ運動系ダイエットで成功をする人は非常に少ないのが現実です。
なぜなら運動を長期的に継続することが困難だからです。
例えば、普段仕事、勉強、家事、育児に追われていると、時間が捻出することが難しいことは 容易に想像できるかと思います。
もしかするとスポーツジムに通えば嫌でも実践するだろうと思うかもしれませんが、 交通費や移動時間がネックになって断念するをケースが多いです。
しかも仮に時間は確保できたとしても自分一人で運動をしようと思ってもモチベーションが持たなかったり、 適当にサボるなどして成果が出ないこともあります。
また今まで頑張って運動をしていたにも関わらず突然運動をストップすると 急激に太ることもあります。
なぜなら 運動をするとお腹がすくので運動をしていない時よりも食事量が多くなる傾向にありますが、いざ運動をストップしたとき、運動をしていたころと同じ食事量に慣れてしまっているので、食事の過剰摂取に陥るからです。
ですので計画性があり、それにしたがって実践できる意識の強い人でない限りダイエットに成功することは難しいです。
以下に過去に流行した運動系ダイエットをまとめてみましたので是非ご覧下さい。
目次
運動系ダイエット種類8選
(1)骨盤矯正ダイエット
骨盤矯正ダイエットとは骨盤のゆがみを矯正することによってウエストを引き締めるダイエットです。骨盤は姿勢が悪かったり、年齢を重ねるごとに歪んでしまう傾向にあります。
もともと骨盤と筋肉はお互いの作用によって内臓を正しい位置に設置する役目を果たしているのですが、 骨盤が歪むとぽっこりとおなかが出てしまうことがあります。
そこで骨盤矯正をすることによってお腹を引き締めようとするのが狙いです。
ただこの行為によってウエスト周りの筋肉が働くようになったとしても、決して脂肪が燃焼しているわけでもなく、代謝がアップするわけではありません。
すなわち体型が良くなったように見えることはあってもダイエット効果があったとはいえません。
ですのでダイエットの目的で実践するのではなく、姿勢を正す目的で実施するのが妥当です。
(2)ヨガダイエット
ヨガダイエットは有酸素運動により代謝をよくする目的のダイエットです。ヨガはもともとインドで生まれたもので、心身ともに健康を保つためのトレーニング方法として知られています。
またピラティスというのもあり、ヨガにバレエを取り入れたトレーニング法として知られていてスリムになるには効果が期待できそうです。
いずれも呼吸法に特徴があり、酸素を取り込むことによって脂肪燃焼酵素を活発化させてダイエット効果を 期待しています。
またヨガにはさらに心を落ち着かせたり、ストレス解消効果も期待できるのでダイエットだけでなく健康効果も期待できますので積極的に実施する価値があります。
一般にヨガスタジオに通うなどの方法でカバーするしかなく 費用や交通の面でネックになってしまうことに注意すべきですが、 最近ではオンラインヨガが流行しているので自宅で実践できる 便利さが人気を博しています。
(3)半身浴ダイエット
半身浴ダイエットとは40度程度のぬるめのお湯に長時間浸かってカロリー消費をするダイエット方法です。半身浴により発汗作用が起こるので体の老廃物を排出できる効果が期待できます。
さらにリラクゼーション効果があるので仕事や人間関係で疲れた場合はうってつけです。
ただ発汗によって 脂肪が燃焼する保証がない点には注意が必要です。
ですので半身浴ダイエットだけで痩せるのは難しいでしょう。
(4)サウナダイエット
サウナダイエットとは、発汗作用による気化熱を利用してカロリー制限をするダイエット方法です。サウナの気化熱を利用する場合、サウナに何度も入ったり出たりを繰り返す必要があります。
たしかにこの際にカロリーを消費することはできるのですが消費量はごくわずかなのが現状です。
ちなみにサウナで体重が減ったといっても汗が出たことによる効果であり、脂肪が燃焼されたこととは関係がありませんので注意が必要です。
さらに脱水状態になることもあり、あとで大量に水分を補給する必要がありますが、この際は、清涼飲料を摂取するとカロリーが過剰になるので要注意です。
(5)スポーツジムダイエット
スポーツジムダイエットとは自分の好きなトレーニングを選択して運動をすることによって ダイエット効果を狙う方法です。特に自分の体質を知り、体質にあったトレーニングを徹底すればダイエット効果が期待できますので 是非実践して欲しいダイエット法です。
もちろん 運動をしている場合は脂肪を燃焼することができるのですが、運動をストップした瞬間、脂肪の燃焼量が減るので、一気にリバウンドことがあるので習慣化が大切です。
ちなみに最近ではスポーツジムにいかないと使えない器具が市販で販売され、 自宅でトレーニングできるようになりましたので、ビッグチャンス!
(6)ダンベル体操ダイエット
ダンベル体操ダイエットは筋肉をつけることにより代謝をよくして引き締めをすることを狙ったダイエット法です。このダンベル体操は有酸素運動を伴うのでダイエット効果が期待できるのは確かです。
ただ初心者はいきなり重たいダンベルを使うと筋肉や関節を傷めてしまう恐れがあるので、初めは軽いものからスタートして慣れていくようにしましょう。
やはり長期継続をしなければダイエット効果が期待できないのは事実です。
(7)風船膨らましダイエット
風船膨らましダイエットとは、風船を膨らますために息を吸ったり吐いたりすることで脂肪燃焼効果を狙うダイエット方法です。実際に風船を膨らまそうとする場合、呼吸筋を駆使して有酸素運動をすることができます。
ただ風船を膨らませる作業があまりにも退屈で単調なので、長期継続的に実施することはなかなか困難であるのが現実です。
ですので費用対効果が低いといわざるを得ません。
(8)ボクササイズダイエット
ボクササイズダイエットとはボクシングのトレーニングを活用したダイエット法です。実際にボクサーのは、物凄い激しいトレーニングをしていることは事実です。
ですので相当な運動量に相当し、ダイエット効果が期待できるのでスリムになるには実践してみる価値はありそうです。
ただ基礎体力がない初心者がいきなりはじめるのは厳しいので、まずは基礎運動から進めて十分に体力をつけたころに実践する必要があります。
それまでには相当な年月を要する点も忘れてはなりません。