食べ合わせが悪いものに注意!栄養素の吸収を阻害する食べ物を解説
食事において栄養バランスを考えることは極めて重要です。
食べ物の性質によっては複数の食べ物を一緒に食べたほうが 栄養の吸収率が上がるものがある反面、一緒に食べると吸収を 阻害するものもあります。
特にスポーツをする人は、運動のパフォーマンスを 向上させるには食事の栄養素の吸収率について しっかりと理解する必要があります。
そこで、特に盲点ともいえる 食べ合わせが悪いものについてお話しします。
目次
食べ合わせが悪いもの5パターン
(1)カルシウムと鉄分
牛乳はカルシウムが豊富な品目ですが、鉄分の吸収を阻害します。ですので、一緒に食べるのは控えて、牛乳だけ間食で飲むなどの 配慮をしましょう。
■鉄分を多く含む食べ物
・豚レバー
・鶏レバー
・わかさぎ
・はまぐり
・あさり
・しじみ
・ひじき
・大豆
・小松菜
・切り干し大根
・ほうれん草
・鶏レバー
・わかさぎ
・はまぐり
・あさり
・しじみ
・ひじき
・大豆
・小松菜
・切り干し大根
・ほうれん草
(2)タンニンと鉄分
お茶やコーヒーに含まれるタンニンは、鉄分の吸収を 阻害します。鉄分を含む食事をする場合、 食後や食前の30分はお茶やコーヒーは控えましょう。
(3)ニンジンとビタミンC
生のニンジンにはアスコルビナーゼという酵素が含まれていて、 ビタミンCを破壊します。ですのでレモンやお酢を使って酵素の働きを抑制しましょう。
なおニンジンを加熱すれば酵素は問題ありません。
■ビタミンCを多く含む食べ物
・アセロラ
・キウイフルーツ
・レモン
・オレンジ
・イチゴ
・ほうれん草
・サツマイモ
・ジャガイモ
・ピーマン
・ブロッコリー
・キウイフルーツ
・レモン
・オレンジ
・イチゴ
・ほうれん草
・サツマイモ
・ジャガイモ
・ピーマン
・ブロッコリー
(4)砂糖と脂肪
砂糖を含むスイーツや清涼飲料水は、脂肪の 蓄積を加速するので危険です。(5)インスタント食品とジュース類
両方とも糖質ですが、この糖質の食べ合わせはビタミンB1が 消費されてしまい、糖質をエネルギーに変える作用が 阻害されます。食べ合わせが悪いといわれている俗説
うなぎと梅干、天ぷらとスイカ、カニと氷水など、昔から
食べ合わせが悪いという俗説があります。
例えば、うなぎを食べている時に、食欲増進効果のある クエン酸を含む梅干しを食べると、食べ過ぎてしまい 体を壊す恐れがある可能性があります。
また、油分が多い天ぷらを食べながら、水分が多い スイカを食べると消化作用が減退する可能性があるのは 事実です。
ただ、こういったことは科学的な根拠はありませんが、 食事をする上での戒告 をするために広く伝承されたものと解釈するのが 妥当です。
例えば、うなぎを食べている時に、食欲増進効果のある クエン酸を含む梅干しを食べると、食べ過ぎてしまい 体を壊す恐れがある可能性があります。
また、油分が多い天ぷらを食べながら、水分が多い スイカを食べると消化作用が減退する可能性があるのは 事実です。
ただ、こういったことは科学的な根拠はありませんが、 食事をする上での戒告 をするために広く伝承されたものと解釈するのが 妥当です。