果物の洗い方 農薬対策5選-果物の品目別に洗い方のコツをシェア
果物はビタミンやミネラルが豊富な食べ物として世界中から 愛されています。
そのまま食べても美味しいですし、サラダやヨーグルトとも 相性が良いですし、ケーキやお菓子などの材料としても うってつけなのが魅力的です。
ただ 普段何気なく食べている果物には実は農薬が含まれていることが あるので果物の洗い方及び農薬対策について果物の品目別に 解説します。
目次
果物の洗い方 農薬対策5選
(1)りんご
りんごは 整腸作用、厳秘改善、 高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、ガン予防 に効果がある果物として知られています。このりんごですが、病気や害虫に弱いため 殺虫剤を多く使用して育てられている ケースが多いです。
ですので洗ってから必ず皮をむき塩分に つける3段階の処理をして 農薬等の有害物質を除去する事が大切です。
ちなみに塩分につけることによって 変色を防ぐ効果もあります。
またりんごの表面がヌルヌルしている ことがよくありますが、 これは有害物質ではありません。
果肉のデンプンが糖に変化したもので 食べごろであることを示す サインです。
なおりんごを購入するときは、 ハリ、ツヤがあって形の 整ったものを選びましょう。
(2)いちご
いちごは、ビタミンCが豊富な 果物として知られ、5粒程度 摂取するだけで一日に必要な 摂取量をカバーできると 言われています。ただ、いちごは害虫に弱いため、 農薬の使用量が非常に多い上、 表面がデコボコしているため 残留農薬も多いのが欠点です。
そこで、流水に洗ってから ザルに入れて5回程度洗い、 その水分はキレイに処分 し、最後にヘタとよばれる 葉の部分を処分するのがコツです。
逆に洗う前にヘタを切ると、 切り口から有害物質が いちごの中に混じる恐れが あるので要注意です。
ちなみにいちごを購入する場合は ヘタが濃い緑色で、赤い果肉が ツヤツヤしているものを 選びましょう。
(3)グレープフルーツ
グレープフルーツは、疲労回復 効果が期待できる果物として 知られています。なお 独特の渋みはナリギンと言って 脂肪を分解し、高脂血症状の 予防に有効といわれています。
このグレープフルーツですが、 防カビ剤等の農薬を使用している ケースが多いです。
そこで、流水でこすり洗いする ようにしましょう。
ちなみに食べる時は、スプーンで 果実をすくって食べれば、 有害物質の危険はほぼ ありません。
なおグレープフルーツを 購入する場合は、香りが 良く、持ったときにズッシリとした 重みがあるものを選択しましょう。
(4)レモン
レモンは、ジュースや紅茶として 食卓で親しまれている果物です。このレモンですが、輸入品が大半を 占めていて、ポストハーベスト農薬の 不安が非常に高いです。
そこで、流水でこすり洗いをして 皮をむく事がレモンの農薬の取り方のコツです。
飲食店や喫茶店でレモンが 付いていた場合は、極力 控えるようにしましょう。
ちなみに、コップ一杯の 紅茶にレモン一切れを入れた だけで、たった一分程度で 農薬の7割程度が紅茶に 流出するそうです。
どうしてもレモンを紅茶と 一緒に飲みたいのであれが、 果実だけを飲むようにしましょう。
(5)バナナ
バナナは抗酸化作用があり、 活性酸素除去や、生活習慣病 予防に効果があるポリフェノールを 含んでいます。このバナナですが、日本に 輸入されている商品のうち 8割りがフィリピン産であり、 殺菌剤や防カビ剤や農薬が 大量に投入されています。
ですので、皮をむくのは当然ですが それだけでは不十分です。
軸から1センチ程度のバナナの先端の部分にまで 農薬が浸透している可能性があるので この部分は処分しましょう。
ちなみにバナナを購入する場合は、 表面が固く、 シュガースポットと呼ばれる黒い斑点が 出ているバナナは栄養価が高くて食べごろなのでお勧めです。