野菜の農薬の落とし方のコツ8選-野菜の切り方の工夫がカギです
野菜の表面の皮には、残留農薬等の有害物質が付着していて 水で洗い流すだけでは不十分です。
皮をむき、さらに野菜の切り方を工夫することが 必要です。
野菜の農薬の落とし方の最大のコツは溶出面積を大きくすることです。
ちなみに料理は目と舌で味わうものであり、 見た目を美しく盛り付ける食べ方が重視 されている傾向にあります。
実は、食材の溶出面積を大きくする工夫がなされていて 見た目のよさに加えて、解毒効果が認められています。
それでは 具体的に野菜の切り方と溶出面積を大きく する工夫について説明します。
目次
野菜の農薬の落とし方のコツ8選
(1)輪切り
輪切りとは、丸い根菜類をそのまま切ることです。
ダイコン、にんじん、きゅうり、レンコン、タケノコ、 イモなどに有効です。
(2)半月切り
半月切りとは、丸太状の野菜を縦半分に切ってから 小口から切っていく方法です。
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ダイコン、にんじん、レンコンなどに有効です。
(3)イチョウ切り
イチョウ切りとは、切り口が丸い野菜を縦に十字に切った後、 小口から適当な厚みに切っていくことです。
ダイコン、にんじん、カブなどに有効です。
(4)拍子木切り
拍子木切りとは、約1センチ幅程度で輪切りにした後、 繊維に剃って棒状に切ることです。
ダイコン、にんじん、きゅうりなどに有効です。
(5)短冊切り
短冊切りとは、長方形に切った野菜を小口から薄く切って 短冊状にすることです。
ダイコン、にんじん、きゅうり、イモなどに有効です。
(6)さいの目切り
さいの目切りとは、拍子木に切った野菜を小口から切って サイコロ状にすることです。
ダイコン、にんじん、イモなどに有効です。
(7)あられ切り
あられ切りとは、さいの目をさらに細かく切って、 あられのようにしたものです。
しょうが、ニンニクなどに有効です。
(8)みじん切り
みじん切りとは、千切りにしたものをさらに細かく 刻むことです。
細かければ細かいほど除毒効果がアップします。
たまねぎ、パセリ、三つ葉、ニンニクなどに有効です。