果物の栄養素、カロリー、摂取量、種類を解説!おすすめレシピも紹介
果物は天然の甘味や酸味が美味しくビタミン、ミネラル、食物繊維が たくさん含まれています。
特にビタミンCは熱に弱く調理中に減少してしまうことがあっても、 生の果物であれば、丸ごとビタミンCが摂取できるのでとても重宝すべき 食材です。
またスポーツをする人であれば一般人よりエネルギー消費量が多いので、 間食や疲労回復にもうってつけです。
そこで、果物の栄養素にはどんなものがあるのか、 一日の必要摂取量はどれくらいか、その他種類、特徴、おすすめレシピを紹介します。
目次
果物の特徴
(1)ビタミンCが豊富
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要となる栄養素で、 鉄分を吸収しやすくする作用があります。(2)ミネラルが豊富
ナトリウムを排出する効果のある カリウムを多く含んでいます。なおレーズンなどのドライフルーツには鉄分を多く含んでいるのが 特徴的です。
(3)糖質が多い
果物には、果糖、ショ糖、ブドウ糖などの糖質が多く含まれています。中でも果糖は体内で消化吸収されても血糖値の上昇が緩く、 長時間の運動エネルギーとして活用できるメリットがあります。
(4)酸味が健康に良い
果物にはクエン酸、リンゴ酸などの酸味が含まれており、 グリコーゲン、スクローズ、フラクトースなどが エネルギーとして分解されるのを抑制する作用があります。これにより 疲労回復の効果を保持することができるようになります。
(5)食物繊維が豊富
野菜類と同様、食物繊維が豊富なので、腸内環境をよくするには 積極的に摂取するのが望ましいです。果物の一日の必要摂取量目安
果物の必要摂取量は
200g程度が
妥当です。
ただ運動量に応じて量を増やしたり減らしたり調整をすることを お勧めします。
また就寝前に食べ過ぎると糖質過剰で体脂肪が増える原因になるので控えましょう。
ただ運動量に応じて量を増やしたり減らしたり調整をすることを お勧めします。
また就寝前に食べ過ぎると糖質過剰で体脂肪が増える原因になるので控えましょう。
果物の調理法のコツ
果物にはビタミンCが多いですが、切ったりすることで
酸化してしまったり、水にさらすと流出するので、
できれば生のまま丸ごと食べるのが理想です。
ただ旬の新鮮な果物を急速冷凍した場合は、ビタミンCはほとんど 流出しないので、缶詰の果物に比べるとビタミンCが多く含まれています。
またジュースにすると飲みやすくなりますが、 ジューサーで砕いているうちに酸化するので、できるだけ 砕く時間を短縮して、絞ったらすぐに飲むようにしましょう。
ただ旬の新鮮な果物を急速冷凍した場合は、ビタミンCはほとんど 流出しないので、缶詰の果物に比べるとビタミンCが多く含まれています。
またジュースにすると飲みやすくなりますが、 ジューサーで砕いているうちに酸化するので、できるだけ 砕く時間を短縮して、絞ったらすぐに飲むようにしましょう。
果物の栄養価ランキング
100g当たりのエネルギー、糖質、食物繊維、カリウム、ビタミンCを
大きい順に並べると以下のようになります。
■エネルギー
■糖質
■食物繊維
■カリウム
■ビタミンC
■エネルギー
・バナナ 86.9kcal
・柿 60.0kcal
・キュウイ 56.1kcal
・ブドウ 56.0kcal
・リンゴ 50.0kcal
・ミカン 40.0kcal
・梨 40.0kcal
・桃 37.0kcal
・オレンジ 37.0kcal
・グレープフルーツ 36.0kcal
・イチゴ 35.0kcal
・レモン 24.0kcal
・柿 60.0kcal
・キュウイ 56.1kcal
・ブドウ 56.0kcal
・リンゴ 50.0kcal
・ミカン 40.0kcal
・梨 40.0kcal
・桃 37.0kcal
・オレンジ 37.0kcal
・グレープフルーツ 36.0kcal
・イチゴ 35.0kcal
・レモン 24.0kcal
■糖質
・バナナ 22.6g
・柿 15.5g
・ブドウ 14.4g
・リンゴ 13.1g
・キュウイ 12.5g
・梨 10.1g
・ミカン 10.0g
・桃 9.1g
・オレンジ 9.0g
・グレープフルーツ 8.8g
・イチゴ 7.5g
・レモン(果汁) 7.3g
・柿 15.5g
・ブドウ 14.4g
・リンゴ 13.1g
・キュウイ 12.5g
・梨 10.1g
・ミカン 10.0g
・桃 9.1g
・オレンジ 9.0g
・グレープフルーツ 8.8g
・イチゴ 7.5g
・レモン(果汁) 7.3g
■食物繊維
・キュウイ 2.8g
・オレンジ 1.7g
・バナナ 1.7g
・柿 1.5g
・リンゴ 1.3g
・桃 1.2g
・イチゴ 1.2g
・梨 0.8g
・グレープフルーツ 0.7g
・ミカン 0.5g
・ブドウ 0.3 g
・レモン(果汁) 0.0g
・オレンジ 1.7g
・バナナ 1.7g
・柿 1.5g
・リンゴ 1.3g
・桃 1.2g
・イチゴ 1.2g
・梨 0.8g
・グレープフルーツ 0.7g
・ミカン 0.5g
・ブドウ 0.3 g
・レモン(果汁) 0.0g
■カリウム
・バナナ 390mg
・キュウイ 320mg
・イチゴ 200mg
・オレンジ 190mg
・桃 171mg
・柿 170mg
・ミカン 140mg
・グレープフルーツ 139mg
・梨 139mg
・ブドウ 130mg
・リンゴ 109mg
・レモン 100mg
・キュウイ 320mg
・イチゴ 200mg
・オレンジ 190mg
・桃 171mg
・柿 170mg
・ミカン 140mg
・グレープフルーツ 139mg
・梨 139mg
・ブドウ 130mg
・リンゴ 109mg
・レモン 100mg
■ビタミンC
・イチゴ 80.0mg
・キュウイ 80.0mg
・柿 70.0mg
・レモン 45.3mg
・オレンジ 40.0mg
・グレープフルーツ 40.0mg
・ミカン 35.0mg
・バナナ 10.0mg
・桃 10.0mg
・ブドウ 3.9mg
・リンゴ 3.0mg
・梨 3.0mg
・キュウイ 80.0mg
・柿 70.0mg
・レモン 45.3mg
・オレンジ 40.0mg
・グレープフルーツ 40.0mg
・ミカン 35.0mg
・バナナ 10.0mg
・桃 10.0mg
・ブドウ 3.9mg
・リンゴ 3.0mg
・梨 3.0mg
果物レシピおすすめ3選
(1)フルーツヨーグルト
ビタミン、ミネラルが豊富な果物がたっぷり入った食べごたえあるレシピです。おいしいヨーグルトに混ぜてたべれば、乳酸菌も摂取できてさらに 栄養価がアップします。
(2)フルーツポンチ
果物がたっぷり入った甘くて美味しいレシピといえばフルーツポンチです。ひんやりしていてい爽快感たっぷり、しかも見た目も素敵なので、 デザートにもぴったりです。
(3)レモンのハチミツ漬け
とってもシンプルだけど、レモンの酸味とハチミツの甘みがほどよく ブレンドしていて美味しい一品です。クエン酸タップリなので、夏バテや風邪予防のほか、重度な運動で疲れて疲労回復したいときにうってつけです。