カルシウムの必要性は?1日の摂取量や効果的に摂取する食べ物を解説。体内に吸収されにくいので効果的に摂取する工夫が必要!美ボディPRO



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カルシウムの必要性は?1日の摂取量や効果的に摂取する食べ物を解説

カルシウムの必要性は?1日の摂取量や効果的に摂取する食べ物を解説
カルシウムは、タンパク質と同様に私達の体の 基礎を作る栄養素で、 約9割が骨と歯を構成し、それ以外は血液や筋肉を 構成しています。

丈夫な体を作るためにも、カルシウム不足には充分に 注意しましょう。

カルシウム濃度はどのようにして血中で保たれるのか?

カルシウム濃度
カルシウムは血液の中で一定の濃度に保たれるような 仕組みになっているのが特徴的なところです。。

仮にカルシウムの摂取量が不足した場合は、血液中のカルシウムが 本来減少するのですが、濃度を一定に保つために骨に貯蔵されていた カルシウムが血液中に溶け出す仕組みになっています。

ですので、あまりにも骨から溶け出す量が多いと、骨が脆くなり 転んだり、ぶつかったりするだけで骨折をする骨粗しょう症にかかる恐れがあり、生活に支障を きたすので注意が必要です。

さらに、カルシウムは心臓の働きを活発にしたり、筋肉の収縮や血液の凝固を 調整する機能もあり、成長期の若者やスポーツをして体をよく動かす人に とってはなくてはならない栄養素です。

カルシウムの1日の摂取量は?

カルシウムの1日の摂取量は年齢によって若干差異がありますが、平均すると 500mg程度です。

ただ汗をかくと汗と一緒に流出してしまう性質があり、 1リットルの汗の中に含まれるカルシウムは50mg程度といわれています。

ですのでスポーツをする人は、カルシウムの1日の摂取量は一般人の二倍程度の 1000mgを目安とするのが無難です。

■カルシウムを多く含む食べ物おすすめ10品
・ワカサギ3尾80g当たり⇒カルシウム含有量600mg
・イワシ丸干し3尾40g⇒560.0mg
・ヨーグルト1個210g⇒231.0mg
・スキムミルク20g⇒220mg
・煮干し10g⇒220mg
・がんもどき80g⇒216mg
・牛乳200ml⇒210.0mg
・小松菜70g⇒203mg
・干しエビ10g⇒200mg
・プロセスチーズ30g⇒200.0mg

カルシウムを摂るには?カルシウムの吸収を促進する4つの注意事項

カルシウムは体に必須の栄養素であるのば事実ですが、体内に吸収されにくい 性質があります。

そこでカルシウムの吸収を促進するために食事の工夫をすることをお勧めします。

以下4種類が注意事項です。

(1)ビタミンDを摂取する

ビタミンDはカルシウムの吸収を促進する効果があります。

なおビタミンDは1日の摂取量の目安が5.5μgとなっており、 食事から摂取することもできますが、日光浴によって 合成することも可能です。

■ビタミンDを多く含む食べ物10品
・サーモン1切れ80g当たり⇒ビタミンDは25.6μg
・ウナギのかば焼き100g当たり⇒19.0μg
・イワシ丸干し1尾30g当たり⇒15.0μg
・カレイ丸干し1尾100g当たり⇒13.0μg
・サンマ1尾100g当たり⇒11.0μg
・ブリ1切れ80g当たり⇒6.4μg
・しらす干し10g当たり⇒6.1μg
・乾燥シイタケ6g当たり⇒1μg
・卵1個65g当たり⇒2.5μg
・きくらげ2g当たり⇒1.7μg

(2)カルシウムの吸収を阻害する食べ物を控える

炭酸飲料やインスタント食品にはリンが含まれており、過剰に 摂取するとカルシウムの吸収を阻害するので控えるのが無難です。

(3)タンパク質の量に注意をする

タンパク質を過剰に摂取すると、尿に溶け出すカルシウムの 量も増え、腎臓に負担がかかります。

ですので、タンパク質の量が増えた場合は、それに応じて カルシウムの量も増やすようにしましょう。

(4)マグネシウムの摂取を心がける

カルシウムは血液中に入ると血管壁に沈着することがあり、 動脈硬化の原因になります。

マグネシウムにはこのような欠点を解消し、 骨を強化したり血圧を正常にする働きがあります。

なおマグネシウムはカルシウムの半分程度の量が目安と されていますので、 カルシウム500mgを摂取する場合、マグネシウムは250mg 摂取するように心がけましょう。

■マグネシウムを多く含む食べ物10品
・アーモンド30g当たり⇒マグネシウムは87mg
・カシューナッツ30g⇒72mg
・大豆30g⇒66mg
・落花生30g⇒60mg
・干しひじき10g⇒54mg
・納豆1/2パック50g⇒50mg
・牡蠣2個70g⇒49mg
・木綿豆腐1.2丁150g⇒48mg
・インゲン豆30gm⇒45mg
・カツオ100g⇒40ng
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