卵の栄養価、摂取量、保存法など特徴を解説!おすすめレシピも紹介
われわれが毎日食べている食事の中でも、特に 栄養価が高くて身近にある食べものといえば 卵です。
多くの栄養素を含むので完全食品といわれており、人体にとって非常に重要な食品です。
ほとんどどこの家庭でも冷蔵庫に保存してあるほどの 普及ぶりで、さまざまな食材との相性が良いですし、 しかも手軽に料理ができるのできっと重宝している 人は多いでしょう。
ここでは、是非知っておくべき卵の特徴についてお話しします。
目次
卵の4つの特徴
(1)タンパク質を含んでいる
タンパク質は約20種類のアミノ酸で構成されているのですが、 その中に人体に不可欠な必須アミノ酸があります。食品に含まれる必須アミノ酸が 理想とされる量に比べて どの程度の割合で入っているかを示す指標が アミノ酸スコアです。
卵は、理想的な割合で含まれておりアミノ酸スコアが100となって いるため、非常に栄養価が優れています。
(2)鉄分を含む
鉄分の約7割は血液中にあるヘモグロビンに 含まれており、酸素を全身に運ぶ役割が あります。卵にはこの鉄分が多く含まれています。
(3)ほとんどのビタミンを含む
ビタミンA、B群、D、E、ナイアシン、パントテン酸、 など、ビタミンC以外のほとんどのビタミンを含んでいます。(4)栄養バランスがよい
卵には黄身と白身に分かれていますが、 それぞれ栄養価は異なります。エネルギー、タンパク質、カルシウム、鉄、 ビタミンA、Bについては黄身に多く含まれ、 ビタミンB、カリウムについては白身に 多く含まれます。
ですので両方とも摂取することで栄養バランスが 優れた状態になります。
1日の摂取量の目安とコレステロールとの関係
卵は栄養が豊富ですが、
コレステロールも含むのは事実です。
もしかするとコレステロールが気になって 卵を食べるのを避けている人がいる かもしれません。
ただ卵にはコレステロールを除去する レシチンが含まれていますし、 コレステロールを軽減するリノール酸も 含まれているので、あまり気にする 必要はありません。
ただ、1日に10個も20個も食べるとなると 過剰摂取になり高脂血症などの心配がありますが、 1日1個~2個程度であれば 問題ありません。
もしかするとコレステロールが気になって 卵を食べるのを避けている人がいる かもしれません。
ただ卵にはコレステロールを除去する レシチンが含まれていますし、 コレステロールを軽減するリノール酸も 含まれているので、あまり気にする 必要はありません。
ただ、1日に10個も20個も食べるとなると 過剰摂取になり高脂血症などの心配がありますが、 1日1個~2個程度であれば 問題ありません。
卵の栄養価一覧
卵1個当たりの栄養価は以下のとおりです。■栄養価
・エネルギー 84.2kcal
・タンパク質 6.4g
・脂質 5.8g
・炭水化物(糖質) 0.5g
・炭水化物(繊維) 0.0g
・ビタミンA(カロチン) 8μg
・ビタミンA(A効用) 333IU
・ビタミンE 0.6mg
・ビタミンD 21IU
・ビタミンB1 0.04mg
・ビタミンB2 0.25mg
・ビタミンC 0.0mg
・ナイアシン 0.1mg
・カルシウム 29mg
・リン 104mg
・鉄 0.9mg
・カリウム 62mg
・マグネシウム 5mg
・亜鉛 728μg
・銅 24μg
・食物繊維 0g
・タンパク質 6.4g
・脂質 5.8g
・炭水化物(糖質) 0.5g
・炭水化物(繊維) 0.0g
・ビタミンA(カロチン) 8μg
・ビタミンA(A効用) 333IU
・ビタミンE 0.6mg
・ビタミンD 21IU
・ビタミンB1 0.04mg
・ビタミンB2 0.25mg
・ビタミンC 0.0mg
・ナイアシン 0.1mg
・カルシウム 29mg
・リン 104mg
・鉄 0.9mg
・カリウム 62mg
・マグネシウム 5mg
・亜鉛 728μg
・銅 24μg
・食物繊維 0g
卵の栄養を効率的に摂取する調理法2選
(1)ご飯と一緒に食べる
ご飯にも卵同様にアミノ酸が含まれています。しかし卵には、ご飯に含まれていない リジン及びスレオニンが含まれているので、 両方一緒に食べることによって、不足した アミノ酸を補充できます。
(2)料理法を変える
卵は生で食べたり、ゆでたり、炒めたり様々な 調理法が考えられますが、調理法によって エネルギー量や消化にかかる時間が異なります。例えば、生の場合、エネルギーは約84kcalですが 、ゆでると75kcalに減少します。
また消化にかかる時間は、半熟の場合は約90分、固ゆでの 場合は約180分かかります。
ですので、エネルギー量を増やしたいのであれば生の ままで食べたり、 胃腸の調子が悪い場合は、固ゆでよりも半熟に するなどの工夫をするとよいでしょう。
卵の賞味期限
賞味期限は
常温(25度程度)で3日程度、冷蔵庫(5度程度)で18日程度が目安です。
卵の保存法
卵をよくみると、完全な楕円形ではなく尖った側と丸い側があります。
丸い側には気室と呼ばれる部分があり、ここで卵が呼吸をしているため
丸い側を上にして、尖った側を下にして保管するほうが長持ちします。
なお、卵の殻には無数の小さな孔があり悪臭を放っています。
もし、悪臭が強い卵があったら、食品と分離して保存するのが無難です。
もし、悪臭が強い卵があったら、食品と分離して保存するのが無難です。
卵料理レシピおすすめ10選
(1)卵かけご飯
朝ごはんの不動の人気メニューといえば卵かけご飯です。卵を割ってご飯にかけるだけですので忙しい朝にはピッタリですし、 ちょっと味付けをすれば味をグレードアップできるのも嬉しいです。
(2)目玉焼き
黄身はとろっと、白身はカリッとしていて見た目がキュートなのが特徴です。最近は目玉焼き専用のフライパンが販売されているので、一層作りやすくなっているので、 今がチャンスです。
(3)ベーコンエッグ
ベーコンの豊かな風味と卵とのマッチングが見事なレシピです。ベーコンをカリカリに焼くと一層美味しく作れるので チャレンジする価値は大いにあります。
(4)スクランブルエッグ
ふんわりとしていて、そぼろに近い歯ごたえがあるのがこのスクランブルエッグです。ケチャップやしょう油で味付けをすると、かなりオイシイです。
(5)ゆで卵
持ち運びが便利なのでお弁当にうってつけなのがゆで卵です。固ゆでや半熟卵までゆで加減を変えるだけで 、さまざまなバリエーションが楽しめるのも魅力です。
(6)卵スープ
口の中でふわっとした食感が楽しめて、身も心も温まるスープです。コンソメ、塩などでお好みの味付けを是非楽しんでください。
(7)黄金チャーハン
あまりにもシンプルすぎるチャーハンですが、これが抜群に美味しかったりします。シンプルイズベストとはまさにこのことを言うのでしょう。
(8)オムライス
ご飯がふわふわの卵に包まれ、特製ケチャップソースとの相性は抜群です。何度でも食べたくなるおいしさが包み込まれています。
(9)卵サンド
サンドイッチの中でも不動の人気を誇っているのが卵サンドです。熟練すればクリーミーな仕上がりにして濃厚でリッチな味わいが 楽しめるようになります。
(10)厚焼き玉子
お寿司屋さんの卵のような、甘くてふわふわした厚みのあるレシピです。卵の色がきれいに仕上がった時は感動ものです。